どーも、マル(@marutooutput)です。
今回読んだこの本、「モテる読書術」を手にとった動機というのがズバリ、モテるという部分にとても興味を示したからです。
めちゃくちゃ不純な動機なわけだね。だってモテたいじゃないですか!?
ですがそんな不純な動機で読み始めましたが、読み終わった後にこの本はただの読書術じゃないことに気付かされました。
この本は、言うなれば人生を生き抜く秘訣が書かれている、これからの時代を上手く渡っていくための秘訣が書かれた本だということにです。
【感想・書評】モテる読書術/長倉 顕太
この本に書かれていることを自分なりにまとめると、
- より良い人生を送るために本を読みまくってストリートスマートになろう!
というものです。
ストリートスマートというのは本の中では、
- 何が起きてもおかしくない時代に、その場その場で臨機応変に対応し結果を出す
と書かれていました。
想定外を恐れてそれに対する準備をしても、時代の変化が激しい現代ではそれはまったく意味をなさない。
何が起こるか分からないことに対して準備をするのではなく、起きたことに対して臨機応変に対応できる自分を準備してくというのが著者の考えです。
確かに今の日本では昔は当たり前とされていたこと、例えば大企業に就職すれば一生安泰とか、年功序列で給料が上がっていくなどが覆ってきていますよね。
それにテクノロジーの発達で今までになかったサービスもどんどん増えていて、もはや5年後になにが起きているかを予想するのは不可能になっています。
そんな時代だからこそ、ここぞというとき(目の前にチャンスがきたとき)に動ける自分を準備する必要があるのですね。
この本を書いた人
この本を書いた長倉顕太氏は元編集者で、今は本を書いたりコンサルタントをしているようです。
学生時代に歌舞伎町でバイトをし、貯めたお金でカジノプロを目指すために渡米。帰国後フリーターをやっているときに出版社に拾われ、編集者としてベストセラーを連発。
10年間で手がけた書籍1000万部以上を世の中に出すという、とんでもない人物です。しかも生き方がなんかスゴイ。カジノプロって…。
今回この本を読んで自分なりに重要だと思った部分を簡単にまとめてみました。
それではいってみましょう!
凡人が読書をしなくちゃいけない理由
自分たちのような凡人は映画の主人公のような山あり谷ありで、最後ハッピーエンドを迎えて末永く幸せに暮らしましたとさ!なんて人生はありえないわけよ。そんな人生に憧れて待っていたって、いつまでたっても何も変わらない。
じゃあどうするか?
「人生はつまらない」という前提で生きていけば「どう生きるか」という考えが生まれてくる。
つまらない人生をどうすれば面白くなるか考えればいいわけだ。
人生を面白くするための第一歩として、まずは世界に何があるのかを知る必要がある。
そんで世界を知るために必要なものが地図。もちろんその地図にはなるべく広く、詳細にかかれていたほうがいいのはわかるよね?
この地図を手にするために読書が必要になるわけだ。
そして手にした地図で世界に何があるかを知り、その上で戦う場所を選び、ルールを学び、戦略を考え、実行する。
この戦略を考え、実行するというところまでやると人生は大きく変わるのである。
モテる読書術の実践方法
この本に書かれているモテる読書術を簡単にまとめてみた。まずは読みたい本について検索をするところから始まる。ググるのである。
タイトルを検索すればその本の感想やあらすじ、関連情報なんかが出てくるよね。
タイトルだけでなく著者についても検索していこう。過去に出した本があればそのタイトルなんかもわかるはずだ。
そして検索して知らなかったことを「メモ」していく。
事前に検索したら実際に読んでいく。ポイントがあってとにかく早く読むということ。スピード最優先で読んでいく。
そんで読み進めていく途中で知らないことが出てきたら検索をする。なんでもいい。とにかく知らないことは検索だ。
そうすることで自分が何を知らないか知ることができるからだ。
そしてそれらを「メモ」していく。
以上。まとめると、速く読んで、検索して、メモをする。それだけ。
そして「メモ」した内容から自分の知識をどんどんと増やしていこう。
これを徹底的にやっていくと、「何を知らないか」を知ることができる。そして上でも書いたが、世界を面白くするための地図が手に入る。広くて詳細な地図を手に入れることができるだ。
モテる読書術|まとめ
この他にもこの本には、読書で得た知識を現実の世界で使う方法や、いい人間関係(人脈)の作りた、そして「運」を味方につけるための考え方などが書かれています。情報発信をしろ!から、会社を辞めろ!60歳で死ね!などと永倉氏の独特なやり方が書かれているので刺激の強い内容になっています(笑)
今まで読書をしてこなかった人はこの本を読むことで、人にもお金にも運にもモテまくる読書スキルが身につくと思います。
興味のある人は一度手にとってみることをオススメします!
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