どーも、マルです。
『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す』『あなたの24時間を科学的に2倍にする』
こうゆう謳い文句にとても弱いです。
マジか!?じゃあ読んでみようかな!
ってすぐになってしまいます。出版社の思惑にまんまとはまって今回読んだ本がこちら。
脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術/樺沢紫苑
どんな本なのかざっくりと
時間をもっと有効活用するための考え方・やり方を脳科学を交えて説明した本です。
もっと時間があれば勉強できるのにとか、家族と一緒に過ごす時間を確保したい、時間を有効活用して仕事の結果を出したい。
1日24時間は誰にも平等にあるのに、時間を上手く使えてる人と使えていない人がいるのも事実。それにより望んでいる結果に大きな差がでています。
つまりは時間の使い方で人生が大きく変わってしまうということ。
そんな人生を大きく変えてしまう時間の使い方を精神科医でもある著者が『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す』ということにフォーカスし、最新研究に基づく脳科学的根拠を盛り込み体系化したのがこの本になります。
学びになることがとても多い内容でしたので、今回は自分が特によかったと思う内容をまとめてみました。
脳の機能を最大に生かす集中力の高めかた
集中できる時間単位がある
人は集中できる時間の区切りがある。
- 15分
- 45分
- 90分
作業内容に合わせて15分、45分、90分を組み合わせた作業スケジュールを作る。
一区切りの時間を終えたあとは休息を挟み脳をリセットする。そうすることでまた最高の集中力で作業を再開することができる。
集中力を妨げるもの、雑念を取り払う
雑念には4つある
- 物
- 思考
- 人
- 通信
これらをいかに取り払うかで雑念がなくなる。つまりは集中力の向上につながる。
いったん切れた集中力を戻すには15分必要。つまり、15分の時間ロスになる。
物による雑念
机の上に物が何ものっていないキレイな状態と、机の上に書類や読みかけの本や文房具類が散らかっている状態。どちらが仕事がはかどるか?
言うまでもなく、キレイな状態のほうが仕事がはかどります。
物を減らすことで物理的な選択を減らす。集中力を高めるには必須の条件であり、基本中の基本である。
思考による雑念
リアルタイム進行の作業とは関係のない思考は排除する。頭に残っていると集中力が下がるためである。
対処法として、紙に書き出すといい。
雑念が出たら書き出す。そして書いたら忘れる。これを習慣にすると雑念が沸かなくなり、仕事に集中できるようになる。
人による雑念
集中して作業を行っている時に声をかけられたりなど、他人による干渉で集中力が切れてしまう時がある。
対処法は物理的な接触を断ってしまう。人が入り込めない環境をつくってしまえばいい。
具体的には部屋に鍵をかけてしまい、ひとりだけで作業する環境を作ってしまう。いわゆる『缶詰仕事』をする。
通信による雑念
『缶詰仕事』をしていても、スマホなどの通信機器があっては意味がなくなる。どんな閉鎖環境にいても、10分おきに電話が鳴っていたら集中できるわけがないからである。
なので、これらはすべてOFFにする。
90分おきに休憩して、その時に着信の確認などをすれば事足りる。
タイムリミットをもうけて集中力を高める
人は追い込まれると、脳内でノルアドレナリンが分泌される。
ノルアドレナリンは集中力を高め、学習力を高め、脳を研ぎ澄まします。結果として脳は最高のパフォーマンスを発揮することになる。
仕事にも制限時間を設けることで追い込まれた状態をつくることができる。このとき、ストップウォッチを使って時間を『見える化』するとさらに効率があがる。
制限時間を設けるメリットはまだある。作業開始した最初と、作業終わり間際は集中力が高まるという研究結果が出ているのである。