ハッタリをかまして生きていこう。
突き抜けるために必要なのは「実力」よりも「ハッタリ」だ!
今回読んだ本は、ホリエモンこと堀江貴文氏による【ハッタリの流儀/ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法】です。
この人、つい先日に本を出したばっかりだというのにまた新しく出していました。そしてまた買ってしまいました。
自分はこの人の「影響力」をモロに受けてしまっていますね(笑)
最初に読んだ全体の感想を書いておくと、ホリエモンが今まで書いてきた本と核となる部分は一緒だと思います。
それを今回は「ハッタリ」という、少し変わったフィルターを通して表現されたものだと思います。
今までホリエモンの著書を読んできている人には、目新しい発見はないかもしれません。
自分はせっかく買って読んだので、ここはよかったと思うところをいくつかピックアップしてまとめておきます。
【感想・書評】ハッタリの流儀/堀江 貴文
自分がこの本を一言でまとめると、
行動を後押しするために「ハッタリ」をかませ!です。
大きな夢や、周りからは絶対に無理と言われてしまうような自分が成し遂げたい事を先に宣言することで自分が必死になる環境を作り出す。
「ハッタリ」をかますと小さな波が起こり、それが周囲の人間にも伝わり、やがて巨大な波になる。
そして、その大波を必死に乗りこなし、次のさらなる大波にも乗って、周囲からの期待と注目を集め、次から次へと盛大に夢を語り、自分の株を上げていく。
「ハッタリ」が夢実現の加速装置になるのです。
これはホリエモン流の引き寄せの法則みたいなものですね。
「ハッタリ」をかましたらやりながら学ぶ
「ハッタリ」をかませというと、
- できるかわからないから不安
- 実力がついてからのほうがいいのでは?
という、ネガティブな思考が出てくる人も多いと思います。
しかし、「ハッタリ」をかます時にできるという時点で、もはやそれは「ハッタリ」ではない。
だから、できなくて当然で、大事なのは「ハッタリ」をかました後に必死に辻褄を合わせることが重要だと、本の中では書かれています。
確かに最速の自己成長方法は、習うより慣れろだし、超高速のインプットとアウトプットを繰り返せば嫌でも成長していくでしょう。
それでも失敗したらどうするんだ?と思いますよね。
それは心配無用で、大事なのはゴールすることてはなく、ゴールするまでの過程を見せることなんだと書かれています。
自分の成長過程を見せることで多くの人を惹きつけ、共感を産んで力になる。
求められているのは実現させるためにたどった奮闘の軌跡で、それが今もっとも熱いエンターテインメントになるのだと言います。
努力という最大のカラクリ
この本の最終章で、「ハッタリをかまして生きる」ということを考えるとき、伝えておかなければならない大切なことがあって、それは、人生における足し算と掛け算の話であると書かれていました。
その足し算と掛け算の話を自分なりにまとめると、
1しか持ってない人が功を焦って「掛け算」で結果を出そうとしても答えは1にしかならない。
だから地道に「足し算」で1を積み上げていくしかない。
というものでした。最初の一歩は足し算であり、掛け算を考えるのはずっと後の話なのです。
そして努力の本質についても書かれていました。
努力が楽しくないうちはまだまだあまい。本当の努力は楽しいものだ。
いま努力がつらくても、焦らなくて大丈夫。努力が楽しくなるのは少し自分が得意になってから。そして、得意になるには努力が必要。コツコツ積み上げるしかない。
ホリエモンは天才で努力とは無縁のイメージがありますが、本人いわく逆で、小さな努力の積み重ねで今があると昔から言っていますね。
ホリエモンのいう「ハッタリ」をかます生き方。興味のある人は一度手にとってみてはいかがでしょうか。
![]() |

おまけ
この本を手にして、一番印象的だったのは内容より表紙でした。以下ツイート。
一瞬、マツコ・デラックスかと思った(´^ω^)#堀江貴文 #ハッタリの流儀 pic.twitter.com/XIeybGcK0c
— マル@ファミマ大好き筋トレ野郎!【ブログ書いてるよ】 (@marutooutput) 2019年7月9日
一瞬、マツコ・デラックスかと思った(´^ω^)