どうも、マジックミラー号シリーズが好きなマルです。
この歳になると最近の若い子が知らないようなことを数多く知っていたりします。時代の変化によって無くなってしまったようなものとかもその一つです。
昔は音声・画像を記録するのに磁気テープを利用した、いわゆる「ビデオテープ」なんてものがありました。
見たい映画やドラマがあれば、よくレンタルビデオ屋で借りて楽しんでいました。
今じゃネット環境とスマホがあれば、いつでもどこでも動画コンテンツが楽しめるのだから便利にな世の中になりましたよね。
さて、このレンタルビデオ。映画やドラマだけではありませんでした。大人が楽しめる内容、アダルティな内容、そう、アダルトビデオというものも存在していました。
俗に言う「エロビデオ」です。
そこで今回はエロビデオの思い出について振り返ってみたいと思います。
- 店員が可愛いと借りづらかった
- テープが擦り切れていることがある
- テープがからまって取りだせなくなることがある
- 18禁コーナーにカップルで入ってくるやつら
- 過去に借りた作品を知らずにまた借りてしまう
- 返す時はちゃんと巻き戻さなければならない
店員が可愛いと借りづらかった
これは今のレンタルDVDでも同じですかね。定員さんが可愛いとカウンターに持っていくのが恥ずかしかったりしました。しかも借りたいビデオのタイトルがエッグいのになるとなおさらです。
じっくりと厳選した至極の2本を手にし、いざ借りようとうとカウンターに向かいます。もしそこで立っているのがカワイイ店員さんだとわかると、一度新作コーナーにエスケープ。様子をうかがいます。
エロビデオハックとして、タイタニックなどの新作を一番上にしてカモフラージュして持って行く、なんてことをやってましたね。
昔はとてもピュアな青年だったのでこんなかんじでしたが、今では臆することなく借りることができるでしょう。
なんなら喜んでカワイイ定員さんにエロビデオをみせつけて、反応を楽しむくらいの心の余裕があるんじゃないでしょうか。
テープが擦り切れていることがある
ビデオテープは磁気テープに情報を記録しています。テープが再生を繰り返し摩耗してくると記録した画像・音声に影響が出てきます。まれに大人気のエロビデオはテープが摩耗していて画像が粗くなっていることがあったんですね。しかも大事なフィニッシュシーンにかけて。
これはとても深刻な問題で、モニターの中の女優さんとのシンクロ率が高まり現実と仮想の境がなくなってスピードのむこう側に行けるんじゃないか!ってときに何が映っているかわからなくなるんですから。
スピードのむこう側どころか、ハンドスピードがガタ落ちです。
テープがからまって取りだせなくなることがある
テープが摩耗していると、ビデオデッキの中で引っかかって取りだせなくなることもありました。いくらイジェクトボタンを押しても出てこないんですよね。
これが実家の居間のビデオデッキだったときはメチャクチャ焦せってボタンを連打した覚えがあります。
そのうち母親が帰ってきて取出しを一時中断。
居間のビデオデッキにエロビデオが入ったまま家族で夕飯を食べた時は終始心ここにあらずでした。
18禁コーナーにカップルで入ってくるやつら
レンタルビデオ屋さんの18禁コーナーは当時人の温かさを知らない自分にとって神聖な場所でした。そんな聖域(性域?精イキ?)に土足でズカズカと入ってくる人達がいたんです。
カップルです。
彼らには18禁コーナーに入る資格はありません。というか、こんなところに来ないで家でよろしくやってろよ、ってかんじです。
聖域にいた同士たちは、いるはずのない、いてはいけないカップル(というか女性)に驚いてしまい、そそくさとその場をあとにしてしまいました。
しかしそれはおかしなことで、ここは僕たちの場所です。
他に行くあてもなく、自分でいくと決めたやつらの拠り所なんです。
そして自分は覚悟を決めました。カップルと戦い、排除し、この場所を守るために立ち上がろうと。じゃないと後で別のものが立ち上がってくれません。
直接カップルに出ていってくれとも言うわけにもいかないので無言で訴えかける作戦にしました。
具体的にはカップルの女性の横で作品を吟味する。女性が移動したら少し間を開けて、再び横で作品を吟味する、といった作戦です。
(ここはアナタ達の来るようなところではない。さぁ、早く帰って!)
無言の訴えかけの効果があったようで、しばらくしてカップルは出ていきました。なぜか気持ち悪がられながら。
過去に借りた作品を知らずにまた借りてしまう
いい作品というものは内容だけにとどまらず、パッケージ写真、及びパッケージ裏のサムネ的なものと内容説明にも想いが込められている。特にパッケージ裏のサムネと内容説明は真剣に読み込んで、ある適度内容をイメージしてから借りたものです。
これだ!と思って借りた作品を自宅で視聴していると、あれ?デジャヴかな?違う、この前借りたやつじゃん!ってなることもたまにありました。
そんな2度も借りてしまうような作品が、後に不朽の名作と呼ばれるようになるんですよね。
まぁ、金曜ロードショーでは放送されることはありませんけどね。
返す時はちゃんと巻き戻さなければならない
これはレンタルビデオ屋さんではなく、主に友達から借りたときの注意事項です。高校生の頃、同じ部活動をやっていたナオト君からよくエロビデオを借りていました。
借りたエロビデオをナオト君に返した翌日、
「マルは後ろからするやつ好きだよな笑」なんてことを言われ、
(ななななんでコイツそんなこと知ってんだ!!??)
なんて焦ったりもしましたが、それもそのはず、フィニッシュして再生を停止したそのままの状態でナオト君に返していたからです。
ナオト君は返してもらったテープをそのまま再生すれば、貸していた自分(マル)の最高到達点からの再生になるからです。
このとき初めて巻き戻しの重要性に気がつきました。
といったかんじで、昔のエピソードをいくつか紹介してみました。
これを読んでくれている皆さんにも、いくつか共感できる部分があったのでは無いでしょうか?
以上、また次のブログで会いましょう。