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【経験談】建設現場での監督業は自分の時間を大切にしたい人は絶対にやってはいけない!

はいどーも、建設業界にたずさわって15年以上がたちましたマル(@marutooutput)です!



現在は空調工事の仕事を個人事業主として、のんびりやっています。残業もせずに週に4〜5日働いて、ひと月に40万くらいの収入です。


あまり稼げていませんが周りの人に比べて自分の時間が多めに取れているので、この働き方にまあまあ満足しています。




ところで建設現場では、自分らのような作業員を束ねる監督さんの存在があります。設備や電気の仕事だと現場代理人などと言われていたりもします。


自分も社会人になって初めて就いた仕事は電気の代理人の会社でした。


しかしその会社は一年と半年ほどでさっさと辞めることに。理由は労働時間がクソほど長かったからです。



いや、ホント、よくあんなにやってたなと我ながら感心しますね。今の自分なら3日目には退職願を書いてそう(笑)




そこで今回は実際に働いてみないとわからない労働時間に関するリアルな経験を書いてみたいと思います。


これから同じような仕事な就こうと思っている人の参考になればいいなと言うことで。求人情報だけでは分からない部分です。



建設現場での監督業は自分の時間を大切にしたい人は絶対にやってはいけない!


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現場は基本週6日稼働しています

建設現場は週に6日間動いています。これは大きい現場だろうが、小さい現場だろうが関係なく6日間です。

つまり現場が動いている以上、監督さんもお仕事をしなければなりません。



もし求人情報に週休2日と書いてあってもそれが守られることはほぼないと言っていいです。


実際に自分が最初に就職した会社も隔週で週休2日の記載がありましたが、休めたのは新人だった最初の一ヶ月だけでした。



一応、他の日を代休で休んでいいよ、という仕組みでしたが一度もその仕組みを使うことはなかったです。




さらには祝日も現場はしっかりと動いています。赤い日とか関係ありません。


なので、「第2月曜が祝日だ!やったー!3連休!ヤッホーイ!!」なんてことはありえないです。


週末は家族で楽しく過ごしたいな!なんて考えている人は現場監督の仕事以外を探したほうがいいかもしれません。


残業はあたりまえ過ぎて定時に帰る発想がなくなります

現場で残業する作業員さんは5時になったら片付けてさっさと帰ります。


しかし監督さんはここからが後半戦のはじまりです。

よく帰り際の作業員さんには「監督は5時からが自分の仕事の時間だからな。まぁ頑張れよ」と言われたものでした。



実際に昼間は現場の進捗状況の確認や、作業員さんとの打ち合わせ、他職との工程調整で終わってしまいます。


そして5時以降、施工図の作成や工事写真の整理、打ち合わせで使う資料づくりなどを行っていました。



自分が初めて現場に配属された時は1日の仕事が終わるのがいつも23時を過ぎていたので、現場事務所に布団を持ち込んで泊まり込んで仕事をしていました。(当時の現場が家から距離があったのも理由)

月曜の朝に現場事務所に来て、土曜日の夜に家に帰るというかんじです。



だいぶクレイジーですね(笑)。自分の時間なんてあったもんじゃありません。


よかった点(?)をあげるとすると、日曜日しか家にいなかったので光熱費がほとんどかかりませんでした。



お子さんがいる家庭を持った先輩を見て、この仕事は家族で夕食を囲むなんて無理なんだろうなと常々思っていました。



給料はそれなりに貰えたりします

時間を拘束されまくりの監督業ですが、そのかわりお給料はそれなりに貰えると思います。


建設業界のトップに君臨する大手ゼネコンの平均年収は一千万円だそうです。

サブコンの会社だとそれより少し少ないくらいです。



実際に自分の弟が大手サブコンの下請け会社で働いていて、サブコンの制服着て仕事しているんですがボーナスだけで年に200万円以上貰っているとのことです。



そのかわりなのか、弟はあまりにも自分の時間がなく、お金の使い道もないのでキャバクラに全て散財しています。ボーナス全部キャバクラに使っているんです。アホですね(笑)


ただそのくらいしかストレス発散することがないくらい忙しかったのかもしれません。






お金をとるか自分の時間を大切にするか。価値観は人それぞれだとおもいます。


自分の場合は趣味などを優先したかったので監督業はすぐに辞めてしまいました。後悔も全くありません。


時間をしっかりと自分や家族のために使いたいと思っている人は、この仕事はやらないことをオススメします。




また自分みたく気楽にやりたい人は空調屋なんてのもオススメだったりします。

どっかの会社で1年も仕事を教われば独立できちゃいますよ。

もし興味があれば下記のサイトから自分の住んでいる近場の空調屋の求人を探せるのでよかったらどうぞ。


⇒ はたらいく



今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございます!



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